UniMapの機能拡張版
【概要】
UniMapの機能拡張版です。
UniMapの追加機能につきましては、当コーナーよりダウンロードして戴けますよう
お願いいたします。追加機能はバージョン4.45(3.9、4.0、4.2、4.4含む)です。
機能拡張版は自己解凍型の圧縮ファイルです。
【UniMapの機能拡張版4.45拡張機能概要】
機能拡張版の内容は以下の通りです。
機能拡張版3.9
[1]基盤地図情報(1:2500DM地形データ)の取り込みとデータ変換
完全なDM標準ファイルではありませんが、主要な項目を含んだ有用なDMデータです。
正規のDM標準ファイルに準じた処理を可能にしました。
[2]基盤地図情報(1:25000DM地形データ)の取り込みとデータ変換
1:25000地形データを1:2500国土基本図の図郭割に従って取り直した地形データです。
日本全国を都道府県単位で網羅していて、海岸線、行政区画、道路縁、軌道の中心線、等高線
(標高点と表示されています)、水涯線から成ります。元が1:25000地形データですから、海岸線
や等高線のような、広域の地形図に適しています。
機能拡張版4.0
[1]等高線の属性数値の設定
等高線の属性数値つまり標高は通常「座標値の単位と同じ」か「cm」ですが、
基盤地図情報(1:25000DM地形データ)では座標値は「cm」ですが、標高
つまり属性数値は「m」になっています。このように、等高線の属性数値つまり標高
の単位はDMの規約の上から曖昧さが残っていますので、実データに応じて強制的に
設定できるようにしました。
[2]DXF家屋3D変換
地図データ変換に[DXF家屋3D変換]の機能が追加されました。
これにより、家屋の3D図形変換とともに、等高線を標高に従った3Dポリライン
に変換できるようにしました。等高線以外の線データならびに家屋は平坦となります。
等高線を標高ゼロのポリラインとすることもできます。
機能拡張版4.2
[1]全てのDM標準ファイルへのレイヤ定義の徹底化
DM標準ファイルは2500分1と5000分1が標準的なデータですが、これだと500分1や1000分1の
大縮尺ファイルのレイヤ定義が不十分となり、どうしてもレイヤ追加が不可欠となります。
一方で10000分1では殆どのレイヤが不要になる、という二律背反が起こってきます。
バージョン4.2では500分1のDM標準ファイルに必要なレイヤ定義を拡充し、実行時に
「実際に使用されているレイヤ一覧」を表示できるようにしました。これにより、2500分1や
5000分1といった<標準的な>DMから、10000分1のデータ、さらには500分1の大縮尺データ
にも、そのまま対応できるようにしました。
これに合わせて必要になる地図記号のストロークデータも全て完備いたしました。
[2]Vista対応の強化
Vistaのグラフィックスはデバイス・コンテキストの扱いがXpまでとは大きく異なり、
「部分的な上書き」や「ピックスマップ(Pixmap)の使用」に対するAPIの直接使用が困難に
なっています。
UniMapはVisualC++6.0で開発され、高速のグラフィックスを実現するため直接APIを操作
しています。このため、Vista上で表示が乱れるアイコンやメニュ機能がありました。
バージョン4.2ではメニュ配置の組み替え、機能の置き換え等により、ほぼ完全に修正いたしました。
機能拡張版4.4
[1]地形図編集機能
線データ、注記、地図記号の個別削除と復活。
[2]ユーザマップの作成・編集
ユーザマップカテゴリーの作成と編集、ユーザマップの作成と編集、ユーザマップ
のデータ変換(EMF、EPS変換、2Dおよび3DのDXF変換)。
[3]アイコン機能の拡充
DM線範囲表示、建物表示、印刷凡例。
[4]XML形式の数値地図の実行
数値地図2500の地図データはこれまで<国土地理院形式>のみを対象として
いましたが、<XML形式>も取り扱えるようにしました。これにより、数値地図
の全てのデータが対象となります。
機能拡張版4.45
今回整備した機能は「Vista/7への対応」です。
前に述べましたようにVista/7のグラフィックスはデバイス・コンテキスト
の扱いがXpまでとは大きく異なり、「部分的な上書き」や「ピックスマップ
(Pixmap)の使用」に対するAPIの直接使用が困難になっています。
以前のバージョンで修正した機能に加え、表示上の問題や操作を正しく対応させる
ため、各種の修正を加えたうえで「図形の切り取り表示や白抜き表示」は削除いたし
ました。
今回の改修をもって一里塚としてのファイナル版の位置づけとしております。
【機能拡張版のインストール】
機能拡張版のインストール手順は以下の通りです。
機能拡張版4.45は自己解凍方式の圧縮ファイルになっており、インストールは以下
の手順となります。
EXE形式のファイルがセキュリティの関係でダウンロードできない方はEXE形式のファイル
をzipにしたものがありますので、こちらをダウンロードしてお使い下さい。
[1]ワークフォルダーを作成し、そこに機能拡張版の圧縮ファイルを
ダウンロードします。ダウンロードした機能拡張版の圧縮ファイルをダブルクリック
(または右ボタン「開く」)して下さい。以下の4つのサブフォルダー(中に1つの
サブフォルダーと31のファイル)と11のファイルに解凍されます。
Defサブフォルダー (この中に以下の19のファイルがあります)
Defcode.tab、Hcname.tab:レイヤ定義データ
DefcodeR.tab、HcnameR.tab:レイヤ定義データ
dmhcode.bin、dmstidx.bin、dmstrok.bin:地図記号のストロークデータ
LaydefDM.txt、LayHClim.txt、LayitemDM.txt、UgdefDM.txt:レイヤ配置データ
LaydefRDM.txt、LayHClimR.txt、LayitemRDM.txt、UgdefRDM.txt:レイヤ配置データ
UGsymbol.bin、UGsymbol.idx、UGsymbol.tab、ugsyminst.exe:定色シンボル関連
Progサブフォルダー (この中に以下の6つのファイルがあります)
DMview.EXE:正規DMビューア機能拡張版
DMview.PDF:正規DMビューア操作説明
RmapView.EXE:非正規DMビューア機能拡張版
RmapView.PDF:非正規DMビューア操作説明
SmapView.EXE:数値地図2500ビューア機能拡張版
SmapView.PDF:数値地図2500ビューア操作説明
Usrmapサブフォルダー (この中に以下の1つのサブフォルダーと5つのファイルがあります)
UC10000サブフォルダー (この中に以下のファイルがあります)
ReadMe.txt:フォルダー構成説明文書
category.def、Linehan.dat、Surfhan.dat:カテゴリー定義、凡例定義
hanrei.dat:凡例サンプル
XMLdataサブフォルダー (この中に以下のファイルがあります)
ReadMe.txt:フォルダー構成説明文書
Defscl.txt:最大・最小縮尺設定ファイル
dxfcd.txt:DXF変換座標指定ファイル
dxfTXrot.txt:DXF変換注記オプションファイル
kaokuH.txt:家屋高さ設定ファイル
Limitnum.txt:ユーザマップ制限値設定ファイル
optCnt3D.txt:等高線オプションファイル
ReadMe.PDF:UniMap実行説明
UMcustom.PDF:UniMapビューアカスタマイズ説明
UMV445B5.doc:バージョン4.45の説明書
UniMap.EXE:UniMap本体プログラム(バージョン4.4)
XMLcnv.PDF:XML形式データ実行操作説明
[2]上記の4つのサブフォルダー(Def、Prog、Usrmap及びXMLdata)と11のファイル全体を、
製品版がインストールされているフォルダーに複写して下さい。
[3]作業が終了すれば作成したワークフォルダー全体を消去して下さい。
圧縮ファイルで3MBです。
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